ワンの旅〜3日目〜

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ラダトームの町

ラダトームに着くと色々な話を聞く事ができた。

・多くの勇気ある若者(おそらく俺と同じ位の年齢だろう)が旅に出て死んでいった。

・橋を渡って遠くに行くとおそろしい魔物が襲ってくる。

・ずっと北に進むとガライという町がある。

・まほうのかぎを売っている町がある。

・俺が倒すべき竜王は案外近くにいるらしい。だが海を越える必要がある。

 

 

特に気になったのはロトの子孫の件と倒れた兵士の2点だ。

 

 ある兵士に「お前はロトの子孫なのか?」と聞かれた。なにやら話を聞くとロトの子孫は身体の何処かに『しるし』があるらしい。

俺はその『しるし』とやらを持っていない…

王様は俺をロトの子孫だと言っていたが、アレは嘘だったのだろうか…

 

 もう1点は町の端の方に兵士が倒れていた件だ。急いで駆け寄ると王様への伝言を俺に頼んできた。

話を聞くとローラ姫のそうさく隊が全滅したらしい。姫のそうさく隊ならば国の屈強な兵士達で固められた部隊のはずだ。それが全滅とは魔物たちの底が知れない…

ひとまずは王様にこの事を伝えなければ!

 

 

・・・

 

王様に伝えたが、特にこの事については言及されなかった。家臣を不安にさせない為だと思う。もっと沢山の経験を積んでローラ姫をお救いしなければ。。。

 

 

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